文庫版『筒井漫画瀆本 壱』8/6発売

2019年07月29日

実業之日本社『筒井漫画瀆本』が再編集の上文庫化されます。とり・みき『わが良き狼』収録の『筒井漫画瀆本 壱』は8/6発売。ただいま予約受付中です。カバーイラストはスーパーログさん。

『壱』の他の参加作家は、相原コージ/吾妻ひでお/いしいひさいち/内田春菊/蛭子能収/加藤礼次朗/喜国雅彦/けらえいこ/三条友美/清水ミチコ/しりあがり寿/ふくやまけいこ/まつざきあけみ/南伸坊/矢萩貴子/山浦章(50音順敬称略)。巻末には筒井康隆さん自身が執筆した短編マンガ『アフリカの血』も特別収録されます。

もともと単行本の1巻目には僕は『万延元年のラグビー』を描いて載せてもらったのですけれども、今回は諸事情により収録されず(「え〜なんで!?」と思われてる皆様、僕も同じくそう思っています)『筒井漫画瀆本ふたたび』に描いた『わが良き狼』を文庫版では壱巻目に持ってくることになりました。

まあ、でも『瀆本』と『ふたたび』で続けて2本描かせてもらったのは僕だけだったので光栄至極なことでありました。いずれも素晴らしい描き手がそろう中、一人だけ特別扱いの感なきにしもあらずでしたので、この決定には納得しております。

『万延元年のラグビー』は自分の短編集『ロボ道楽の逆襲』(イースト・プレス)に収録済みで電書化もされておりますので、未読で興味を持たれた方はそちらでお読みいただければ幸いです。

ちなみに実業之日本社のサイトでもAmazon他の紹介でも『我が良き狼』になっていますが、正しいタイトル表記は『わが良き狼』(狼の読みは「ウルフ」)ですのでご注意ください。