2012年8月31日金曜日

杉浦茂のとと?展打ち上げ祭

いよいよ明日9月1日(土) 17時より江東区の森下文化センターで、杉浦茂のキャラ"ほしいも小僧"が愛称の鈴木茂さんを迎えて一時間以上のライブをやります。また杉浦マンガに関するトークショーや大喜利、サイン会などもあります。

場所:森下文化センター2階 多目的ホール 地図
時間:9月1日(土)16:30開場 17:00開演
料金:全席自由2,300円(当日2,800円)
出演:鈴木茂、黒沢秀樹、長谷邦夫、本秀康、とり・みき、サエキけんぞう&Boogietheマッハモータース、伊藤健太、他


詳しくは以下を参照→ 森下文化センター コミックナタリー

なお豪華出品者による展示は翌9/2まで。こちらは無料です。

2012年8月25日土曜日

ダイナマイト関西vsギャグ漫画家大喜利バトル!!

さて、本日8/25は赤坂の草月ホールで18時から『ダイナマイト関西vsギャグ漫画家大喜利バトル!!〜第一次大喜利大戦〜』に参戦してきます。

出演は(MC)ザ・プラン9・浅越ゴエ / バッファロー吾郎 / R藤本 / 麒麟・川島 / ザ・プラン9・お〜い!久馬 / スリムクラブ真栄田 / 博多華丸・大吉・大吉 / 野性爆弾・川島 / 笑い飯・西田 / おおひなたごう / 上野顕太郎 / 小田扉 / 喜国雅彦 / ダ・ヴィンチ・恐山 / とり・みき / 中川いさみ / 浜田ブリトニー / 森繁拓真 / 和田ラヂヲ / ハリセンボン / 五月女ケイ子 / ヤマザキマリ / 椿鬼奴 / 少年少女・坂口 / みうらじゅん

ただしチケット前売り分は完売。当日券も事実上キャンセル分くらいしか出ないらしい。大喜利は完全ガチ! 机上で時間をかけてアイデアを練るのと違って、即答のアドリブ勝負は日々そういう鍛錬をしてる芸人さん有利と思うけど、頑張って対決してきます。僕は個人戦に出るんだけど対戦相手はいい声のあの人らしいぞ。

山下達郎オールタイムベスト『OPUS』

本日8/25の新聞広告にも載りましたが(我ながら驚きますね)、9/26発売の山下達郎さんの3枚組オールタイムベスト「OPUS」のジャケット……というよりはボックスのイラストを描かせていただきました。似顔というよりは、どちらかというとファンクラブ会報の読者にはおなじみの『タツローくん』キャラになっております。

また、60pに及ぶブックレット(本人解説付き)にも、30点近いさまざまなタツローくんを描いています。

曲目やボーナス・トラックなどの詳しい情報は山下達郎スペシャルサイトをご参照ください。

ビーチ・ボーイズ in 幕張

達郎さんほどストイックではないので、ブライアンのいないビーチ・ボーイズのライヴにも復帰後のブライアンのライヴにもどちらにも行っている。けれど、やはり——特に前者は、そう満足できるものではなかった。もともとライヴバンドではない、という出自もあるけれど、懐メロ演歌歌手の営業に似た倦怠感がステージを支配しており、そんなステージでも「お金を払った分は楽しまなければ損」とばかりに立ち上がって踊っている若いファン(それもそう数は多くない)を見たりすると、よけいにげんなりして帰ってきたものだ。

今回も行く前はそういう危惧があった。それでもブライアンとマイクが同じステージに立つというだけで「もうお布施というかお祭でいいや」という気持ちで過剰期待を持たずに出かけたのだった。

で——。結論からいえば、思っていたより遙かに僕は楽しんだ。それほどマニアではないので、ショーの構成やディレクションをした人物が誰だか僕はよく知らないけれど、かつての不完全ビーチ・ボーイズのステージに漂っていたお水臭さ・営業臭さは注意深く払拭され、ロック・ショーとして洗練されたものになっていた。けっして〝現役のロックバンドのライヴ〟の域ではなかったが(それは最初から期待していない)、お祭を期待してやってきたファンが満足して帰れるレベルのエンタテインメントなステージには仕上がっていたということだ。

と、時間が経っているのでやや醒めた書き方になっているが、テクノロジーやバックのサポートはあるにせよ、結局フロントで体を張っているのはオリジナル・メンバーであり、爺さん達のパフォーマンスは僕の予想の上をいっていた。僕は彼らの真摯な頑張りに素直に感動し、演奏に合わせ、もしかしたらビーチ・ボーイズ関連のライヴで初めて心から楽しんで体を揺すっていた。

僕にとっては彼らは音源で楽しむバンドだったけど、幾つかのアップテンポの曲は爆音の生演奏に体を委ねて、あらためてその良さを再認識した。単に懐メロではない「ここまで生き延びてきた」ロックンロール・ナンバーの力と現役性を思い知った。同時に新アルバムの曲 That's Why God Made The Radio がそれらの名曲に引けを取らない出来であり、観客の拍手も多かったのは感動的だった。

終演後に安田理央さんとも話したのだけど、ビーチ・ボーイズはある意味オタク(ブライアン)とヤンキー(マイク)の融合バンドみたいな所がある。ロボットレストランで提示されたテーマだ。この日のライヴでは明らかに、ブライアンのステージでも、マイク主導のビーチ・ボーイズのステージでも感じることの出来なかった一種独特の雰囲気が醸し出されていた。お互いがお互いに気を遣っているのも、過去のいきさつを知っていれば突っこみたくなるところだが、僕には微笑ましく、かつ双方のちょっと行き過ぎなところをうまく抑える効果になっているように思えた。この不思議な個性の共存こそが、元々のビーチ・ボーイズが持っていた、ゆえに僕が惹かれた重要な要素であり魅力だ。

しかし、デビッド・マークスをオリジナル・メンバーとするのなら、もうジェフリー・フォスケットもそう認めてあげてもいいのではないか。かつてのビーチ・ボーイズのコーラスは、今となっては彼のファルセットなしでは再現できないのだから。あと、幕張のステージでは曲数が削られてブルース・ジョンストンのソロが聴けなかったのは残念だった。

前座のアメリカは単独のステージで見たかった。こちらも大好きなバンドでいきなり Tin Man で始まったのにはぞくぞくっとさせられた。でもお客さんの反応はあまりよくなかったなあ。

ロボットレストランに行ってきた

嬉々としてロボを操っているのは吉田戦車
7月30日は、とみさわ昭仁、鹿野司、柴尾英令、柳下毅一郎、吉田戦車の各氏とともに歌舞伎町のロボットレストランに行ってきた。我々が日々汗をダラダラ流して節電した電気はこんなことに使われていたのである。だがそれも本望かもしれん、というくらい面白かった。

なんというか要素としては、巨大ロボット・女闘美(キャットファイト)・ヨサコイソーランなどが渾然一体となっていて、オタクとヤンキー文化の理想的アウフヘーベンがなされている。馬鹿馬鹿しさとともに、楽器や演舞や操縦などは大変な練習が必要だったであろうことは見ていればわかるので、本番までの舞台裏の風景など想像して客はうっかり感動するはめになる。メカでなく身体性への感動。そういう体育会的なノリが前面に出ているので、逆にちっともエロくないのであった。場所柄、もう少しエッチであってもいいくらい。

終了後の飲み会ではやはり経済問題がいちばんの謎というか話題になった。3000円で客をあの人数に限って、とても成り立つレヴューとは思えない。詳しくはtogetterのこのまとめを。

コントな日常

7/25から西日本新聞で連載開始の放送作家・内村宏幸さんのエッセイ「コントな日常」のカットを担当しています。5回毎にリニューアル。

内村さんは僕と同じ人吉出身で高校の後輩でもある(従兄弟のウッチャンこと内村光良さんも同じく)。ご活躍はもちろん知っていたが、実際にお会いしたのは21世紀になってから。某番組の収録でのことでありました。

よいこのための吾妻ひでお

僕がセレクションと解説を担当した【吾妻ひでお・ベスト選集】の第3集『よいこのための吾妻ひでお』が発売されました。

成年向きや『不条理日記』以降の作品ばかりが取りあげられがちですが、僕が吾妻ファンになったのは少年誌掲載の作品を読んで。前2集が80年代の作品が多かったこともあり、今回はあえてそのプレ期、70年代の少年少女誌からセレクトしました。「よいこの」とはそういう意味です。吾妻さんのデビューから『不条理日記』までの変遷をぜひご覧ください。

毎回表紙写真も色んな意味で話題になってますが、今回のモデルは東汐音ちゃん。東浩紀氏のお嬢さんです。Wアズマでお届けします。下の写真はそのウチアゲ時(吾妻さんはもちろんノンアルコール)のもの。汐音ちゃんに馬乗りにされてご満悦の吾妻さん。奥で写真を撮ってるのが汐音ちゃんの親御さんです。

お墓参りと小松左京ナイト

7月21日は箕面にある小松左京さんのお墓参りに行ってきました。お墓参りの間だけ雨が降っていて、墓所の脇の川も流れが激しくなっていた。休憩所では紅葉揚げなどかじりながら地ビールをいただきました。

お墓参りの後は大阪市立科学館のプラネタリウムで「小松左京ナイト」。写真は入り口入ってすぐの所にある学天則に狂喜する樋口真嗣監督。樋口さんは『帝都物語』のときに学天則担当(デザインは別の方)だったそう。

そして本番。パネラーはSF作家の堀晃さん、天文学者の福江純さん、樋口監督、そして小松左京事務所イオの乙部順子さん。司会進行は科学館の渡部義弥さん。

話も面白かったが、やはりドーム内側に投影される映像が圧巻。中でも堀さんの解説に合わせ、科学館の飯山さんが作成したCG「実際の夜空に虚無回廊の物体SSが現れたら地上からどう見えるか」はインパクトがあった。想像していたよりも大きな茶筒型のシルエットで、これを本当に目の当たりにしたら地球人の不安は確かに尋常ならざるものになるだろう。

最後は樋口監督の指揮で昨年の「小松左京を宇宙へ送り出す会」用に作成したビデオを投影。プラネタリウムの星空にオーバーラップする形で終演。追悼イベントながら楽しい夜でした。