2012年1月31日火曜日

龍馬OPイベント/小松左京@LPO終了


というわけで二つのイベント無事終了。

森下文化センター、僕は初めて行ったのだけど田河水泡の資料展示が常設されていて、商店街も「のらくロード」と命名されていたんですね(上の写真はその「のらくロード」で見つけた看板&貼り紙の家)。田河水泡というと戦前の漫画家というイメージがあるけど、実は手塚治虫よりも10ヶ月長生きした。『
のらくろ』は戦後も幾つかの雑誌に連載されていて、幼い頃はリアルタイムの作家として読み親しんだ(しかも好きだった)。また、復刻された戦前の単行本も家には置いてあり、著者本人による大胆でモダンなデザインに驚いたものだった。田河の前衛芸術家としての出自を知るのはだいぶ後のことになるが。

と、いきなり本題から脱線。イベント、まずはベースの伊藤健太さんと Boogie the マッハモータースさんと一緒に、のらくろにちなんだ(?)歌と時事ネタを織りこんだカバーの2曲。ブギーの皆さんとはこの日初めてお会いして直前に簡単なリハをやっただけだったのだが、シールドは外れるは指はいきなりつるはのアクシデントがあったにもかかわらず、色々助けていただいてなんとかそれらしく終了。場内の反応もよかった。

続けて、出されたお題にマンガ家がその場で絵を描くという、昨今流行りの演し物。最初のお題が龍馬展にちなんで「西郷隆盛」で、僕含め多くの人がバックに桜島を描いていて、蛭子さんもそうだと思ったら「描いたのは富士山」だったそうで場内爆笑。さすが蛭子さんである。僕の絵はこんな感じで、巨大なキャンタマはいちおう史実にのっとっているのだけれど、これは島田虎之介さんとネタがかぶってしまった。個人的には、数日前に念願のパンチパーマにしてきたという花くまゆうさくさんの悪人ブリーダー風西郷に笑う。これらの絵は会場でチャリティ販売されました。本当にすみません。

二部は、久住昌之さんのバンドのライヴ(ジャグバンド風でかっこよかった!)のあと、元ガロ編集長の南伸坊さんと、COMの常連だった元フジオプロの長谷邦夫さんとのガロ×COM対談。進行はサエキけんぞうさんと手塚能理子さん。僕が「パロディ」という言葉を覚えたのは『シェー!!の自叙伝』(66年華書房)という赤塚不二夫名義のエッセイだったのだが、これをゴーストで書いていたのが長谷さんだった。対談はマンガ史的に大変貴重な証言が幾つもあって出演者の立場を忘れて聴き入る。あれ、あとでテキストにならないかなあ。

イベントの最後では井上陽水の「桜三月散歩道」を僕・ブギーさん・サエキさんで演奏&合唱。これは僕の提案で実現したもので、この曲の作詞も実は長谷邦夫さんなのだ。日本作詞大賞も受賞した名曲だが、僕はこれをフジオプロが出していた雑誌「まんがNO.1」の付録のソノシートで初めて聴いたのだった。長谷さんは「まんがNO.1」の実質的な編集長で、昨年末に出た自伝にもこの曲名が入っている。同曲はその後少し歌詞を変えてアルバム『氷の世界』に収録されたが、今回は「まんがNO.1」版で演奏しセリフ部分は長谷さんご自身にお願いした。この共演はまったくもって感無量。中学生の自分に聞かせたい。

イベントも貴重だったが、さらにウチアゲではここにはとても書けないような当時の裏話をたくさんうかがった。楽しい夜でした。写真は左が長谷さん、右が映画評論家の松島利行さん。

その二日後には「宇宙にいった小松左京を思いながら呑む会」@新宿ロフトプラスワン。間際までこの日流すビデオの再編集をやっていて寝不足気味で開始ギリギリに到着したが、これまでの他のイベントと比べると勝手知ったるホームグラウンドという感じで最初からリラックス。ま、演奏がないですからね。

撮影:今村勇輔
小松さんに関しては昨年のイベントやトリビュート本で、ちょっと語りすぎなくらい語ったので、この日はビデオ係に徹して壇上ではもっぱらチャチャ入れ役に回ってましたが、他のパネラーの方々のお話はどれも面白く、僕も初めて知る逸話や、新しい視点に気づかされたりした。『さよならジュピター』の真実や盟友・高橋和巳とのBL関係……いずれもこれからの小松左京研究の課題となろう。

客席は、もしかしたらこちらのほうが壇上より豪華ではないかと思われるくらいの多くの関係者や知人友人で埋まり、ちゃんとご挨拶できなかった方もいた。失礼致しました。

日が変わる頃に帰宅すると、夕方家を出る頃に始まったはずのナダルとジョコヴィッチの試合がようやく終わったところで驚く。そのあとイベントの感想を検索していたら、小松左京もロフトプラスワンも知らずに「小松左京を思いながら呑む会」に来た方のブログを発見。読んで、やってよかったかな、と思いました。

2012年1月27日金曜日

宇宙にいった小松左京を思いながら呑む会

というのをやります。出ます。話します。見せます(マル秘映像を)。チケットはローソンチケットで販売、またロフトプラスワンのサイトでも予約を受け付けています。

出演:乙部順子(株式会社イオ=小松左京事務所代表)/大森望(翻訳家・評論家)/瀬名秀明(作家)/鹿野司(サイエンスライター)/とり・みき(漫画家)/樋口真嗣(映画監督)/松浦晋也(ノンフィクションライター)

【日時】2012年1月29日(日)
18:00開場 19:00開演
 ※途中入場可能 22:00頃終演
【場所】新宿ロフトプラスワン 地図 03-3205-6864
【料金】¥1500(飲食代別 ドリンク¥500~)

皆集めてわいわい飲みながら話すのが好きだった小松さんですので、そんな感じでやりましょう。どうぞおいでください。しかしこの1月はイベントが多かったな……。

2012年1月24日火曜日

龍馬展オープニングパーティ

1月27日から2月12日まで江東区の森下文化センターで開催される、マンガ家・イラストレーターによるチャリティ企画「私の龍馬イラスト展」に僕もコママンガを出品しました。左はその9分の1コマ。

出品者〈マンガ家〉
いしかわじゅん/うゑださと士/ウノカマキリ/江川達也/江口寿史/江波じょうじ/蛭子能収/大岩ケンジ/沖山潤/おだ辰夫/川崎タカオ/清原なつの/後 藤友香/久住昌之/久保ミツロウ/齋藤裕之介/西原理恵子/島田虎之介/しりあがり寿/新條まゆ/とり・みき/永田竹丸/長谷邦夫/根本敬/花くまゆうさく/東村アキコ/ひさうちみちお/堀道広/魔夜峰央/南伸坊/みなもと太郎/向さすけ/本秀康/柳内大樹/やなせたかし/やまだないと/山根青鬼/山本ルンルン/ユキムラ/吉崎観音/吉田戦車/若杉公徳

〈イラストレーター〉
上野アモーレヒロスケ/小田切竜太郎/黒崎玄/さくらせかい/佐野良之/真珠子/たま/寺門孝之/富崎NORI/POP

期間:2012年1月27日(金)〜2月12日(日)
会場:森下文化センター1階 展示ロビー 地図
入場料:無料

この一日目にオープニングパーティがあり、南伸坊さんと長谷邦夫さんによるガロ×COM対談(すごく楽しみ)や、ペインティング、ミニライヴなどがあります。僕もギターを持ってあの曲を歌います。こちらは有料ですが、ぜひおいでください。

私の龍馬イラスト展 in お江戸 開催記念オープニングパーティー

日時:2012年1月27日(金)17:00開場/18:00開演
料金:予約1700円/当日2000円
チケット予約:03-5600-8666【森下文化センター】

◉特別セッショントーク「時代を切り開いた先駆者たち〜ガロ・COM マンガの時代」〈出演〉南伸坊/長谷邦夫〈進行役〉サエキけんぞう

◉華麗なる競演!ライブペインティング大会〈出演〉蛭子能収/とり・みき/久住昌之/後藤友香/島田虎之介/富崎NORI/花くまゆうさく/手塚能理子(アックス編集長)ほか *作品はイベント中にチャリティー販売いたします。

◉ミニライブ〈出演〉久住昌之/とり・みき/サエキけんぞう&Boogie the マッハモータース

2012年1月21日土曜日

さるフェスに出ました

撮影:茂木功
というわけで、そろそろ一週間経ちますが、さるフェスに混ぜてもらってきましたよ。

いや楽しかったなあ。いきなりしりあがりさんのタップで始まるし、それからはどのステージもどのバンドも素敵だった(とくに"パンチの効いたブルース"さんが気に入りました)。要所要所でダンスや楽隊が絡む天野天街さんの意表を突く演出も面白かった。

しかし、我々の本番では、最初の曲の強いストロークでちょっとその後回復不可能なくらいギターのチューニングが狂ってしまってあせった。こういうところがまだまだ素人臭いですね。

最後の曲『×をかける○○』は色んな方に面白いといっていただきましたが、ひとえにみっちゃんのピアノとイトケンのベースでサウダージな感じが増したおかげであろう。

僕らの出番はわりと開始早々だったので、そのあとはゆっくりお酒も飲めてよかった。大喜利に飛び入り出演したり、"たま"の一瞬の再結成があったり、あがた森魚さんと鈴木慶一さんによる『大寒町』も聴けて最高でした。しばらくご無沙汰だった方、ツイッターで知り合った方にもたくさんお会いできた。

メインとサブと同時進行だったり、両方経験した人でないと通じないだろうけど、なんとなくSF大会の音楽版、あるいはサブカル版、というような感じもした。往年の冷やし中華祭りにも通じる物がある。しかしこれだけの出演者が集まるのは、まったくもってしりあがりさんのお人柄、人徳であろう。スタッフの方々もおつかれさまでした。

右の写真は、当日会場で朝倉世界一さんからプレゼントされたオジギビトのヘルメット風ビニール帽。目が赤目で怖いです。原田メンバーのブログでも当日の様子や写真が紹介されていますので見てみてね。
撮影:伊藤健太

2012年1月12日木曜日

さるフェスに出ます

今週末1/14はしりあがり寿さん主催のさるハゲロックフェスティバル"とり・みきと謎のユニット"として出演します。出番はオープニングアクトの熊殺しさんの次です。

@新宿LOFT 1/14(土)16:00〜26:00
鈴木慶一/あがた森魚/親戚(しりあがり寿,他)/知久寿焼/栗コーダーカルテット/みち(安斎肇,小野瀬雅生)/LASTORDERZ/顔田顔彦/黒色すみれ/IMO(久住昌之,他)/死顔(羽生生純,他)他豪華出演陣

ユニット名はメンバーが確定しない時点での暫定だったのだが、もうそれをバンド名にしようということになった。英名か英語表記を送ってくださいとのお達しがあり、こちらはTORI MIKI & RIDDLERSとした。GERAはヴォーカル
中川いさみの意向もあって、わりとオシャレ路線になってきつつあるので、RIDDLERSではちょっと邪悪な歌を唄うかもしれません。ああもう明後日だ。大丈夫か。

とり・みきと謎のユニット/TORI MIKI & RIDLLERS are
とり・みき(vo.g.) 原田潤(vo.g.) 葛岡みち(cho.kyd.) & 伊藤健太(cho.b.)


※当日券 ¥3,800/ドリンク代別 は新宿ロフト店頭にて14:30より販売

2012年1月10日火曜日

餅つきました

7日には恒例行事である友人宅の餅つき宴会に行ってきました。

video

餅もうまいが、ラム肉のシュラスコ他、焼き物もしつつ飲みつつの大宴会。肉画像はこんな感じ。たいへん美味しゅうございました。

天皇杯


元日は国立競技場で天皇杯決勝。期待しつつもまったく予定に入れてなかったのだけど、なんとか不正もせず正規料金にて東京サポ側(国立だけどドローの関係でアウェイ側)でナマ観戦できました。

J2どうしの決勝ということで、着くと既に「J1なんてララララ……」の大合唱。しかし、そのあとですぐ京都に向けて「俺たちJ1!」を連呼するところが瓦斯サポのタチの悪いところだ。


試合は早々に先制されるも前半のうちに逆転。サポ総立ちで国立が揺れている……と思ったら本当に大きく長く揺れ始めて驚く。屋外の競技場で揺れに気づくことはそうないので、よほど大きい地震のはず。掲示板に情報を収集してる旨のインフォメが出たが(ちょっとボケ気味ですが)ピッチ上の選手は気づいていないようで試合の中断はなし。ハーフタイムにあらためて「会場の点検終了、試合続行」のアナウンスが出る。

内容に不安はなかった。準々決勝あたりから何かが切り替わったような動きだったが、この日もそれは続いていた。京都も3点差あいてもしっかりサッカーをやってきて(結果1点奪われる)観ていて面白い試合だった。それにしても決勝まで行けばいつも強いね。帰りにサポの友人夫妻と軽く祝杯を挙げ、元日なので早々に帰宅。

2012年1月9日月曜日

あけました



おめでました。もう松もとれましたが。

昨年は実際に被災地にも行ったので色々思う所はありますが、本当におめでたいかどうかはともかく、笑いにかかわっている者としては少しでもおめでたくしたいですね。


個人的な今年の目標は当ブログの円滑な更新です。滞っている分は新規エントリーと並行して少しずつUPしていく予定です。今年もよろしくお願いします。

I wish you a happy new year!